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 バハティは12歳。モシからバスで1時間ほどのマラングという町から来ました。お父さんは、バハティのお母さんと別れ、再婚しました。バハティはほとんどおばあちゃんに育てられました。
 家にいると、満足なご飯が食べられません。そして、バハティは勉強も苦手です。
 それで、家と学校から逃げ出すために、モシの町に出てきてしまいました。
 バハティは何度か施設にも入りましたが、勉強についていけず、馴染めず、いつも戻ってきてしまいます。でも、褒められるのは好きです。少しずつ、頑張ろうね。

 ここは子供たちが住み続けるための場所ではありません。子供たちと話をし、ひとりひとりに合った道を一緒に探していくための場所です。私たちは子供たちにここに留まることを強制しません。強制しても、彼らは逃げ出してしまいます。彼らと話をし、私たちの気持ちを伝えることが必要だと考えています。
 ですので、もう長くいる子もいれば、一日顔を出してまたストリートへ出て行ってしまう子もおり、常時10人〜20人が出入りしている状況です。そのうちの何人かを紹介します。
目的

 ジュマは11歳。Sanyaという町から来ました。家では虐待を受けていました。そして、町へ逃げ出しました。
 ジュマは4年生まで小学校に通っていたので、勉強が少しできますし、勉強が好きです。モシの別の施設に入って学校に行っていたのですが、馴染めずに逃げ出しました。
 今はここにいますが、いつも自分から「問題書いて!」とノートを持ってきます。
 でも前にいた施設には戻りたくありません。早くここから学校に行かせたい子供の一人です。

シュクール(左)は12歳。
 アルビノですので、日差しの強いときには歩き回れません。 ストリートで暮らしている間に、警備員に乱暴されました。
 学校へは行ったことがありません。すぐ疲れてしまうけど、学ぶことは好きです。
 放浪癖があり、私たちのところへ来ても、すぐにどこかへ行ってしまったりします。いつも予想できないことをして、私たちを驚かせます。この写真の日は、突然自分で小屋を建てて、お店を始めました。

 イスマイルは16歳。お父さんも、お母さんも知りません。お母さんはイスマイルが小さいうちは、手を引いて物乞いをしていましたが、イスマイルが大きくなると、彼をおいてどこかへ行ってしまいました。
 身寄りのないイスマイルは、いつしかここに住み着くようになりました。
 学校へ行ったことはありませんが、勉強は好きです。気が向くと1時間でも2時間でも「問題書いて」と勉強を続けます。
 面倒見も良く、人懐こいですが、喧嘩っぱやくもあります。ついこの間、スクラップの鉄くずを探してゴミ溜めに入り、左足を大やけどして2週間入院しました。

 メシアは17歳。ここにいる子供たちのリーダー的存在です。
 小学校は6年生まで終えています。今では母親も分かっており、時々様子を見に来ますが、メシアは帰りたくありません。ゆっくり話し合うことが必要です。
 とっても仲間想いで、みんなに信頼されています。ここへ来る子は彼に連れてこられた子もたくさんいます。

こどもたち

 ここではChildren Aid to Tanzania が関わる、タンザニアのモシという町にいる子供たちについて紹介します。

 みなさんはタンザニアの場所はご存知でしょうか?アフリカ大陸の赤道近く、南半球の東海岸に位置し、ケニア・ウガンダ・ルワンダ・ブルンジ・コンゴ・ザンビア・マラウィ・モザンビークと国境を接する、日本の約2.5倍の面積を持つ国です。人口は約3500万人。公用語は「ジャンボ!」で有名なスワヒリ語ですが、その他に約130の部族語が使われています。アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロや、ヌーの大移動で有名なセレンゲティNP、クレーターに動物たちが住むンゴロンゴロCA、青い海の広がるザンジバル島などが有名ですね!でもタンザニアの何よりの魅力は、そこに住む、パワーと笑顔のあふれる人々だと私は思います。

                 タンザニアをもっと知ろう!
           <地理・歴史・文化・言語・民族・生活・物価
 
 Children Aid to Tanzaniaの子供たちは、そのタンザニアの北部、キリマンジャロの麓のモシという町にいます。モシはキリマンジャロ州の州都で、タンザニアでは比較的大きな町です。
 

目的


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e-mail: watoto_tanzania@yahoo.co.jp