手話の授業。サントが前に出て披露しています。Fを現しているところ。

TUMBUNIの前で、子供たち。
                                     2006/12/19 (火)

 私がこのような活動を起こすきっかけになったのは、今年の旅のはじめの、ケニアでの出会いでした。

 今回の旅はそもそも、「学生の頃と、協力隊員時代にお世話になった人々を訪ね歩こう。隊員時代行けなかったところに行こう。」程度の計画しか立てていませんでした。そして「その中で、自分がこれから大好きなアフリカとどう関わって行くことができるのかを探そう。」と、漠然と考えていました。

 今回の旅、最初に降り立ったのはケニア。ナイロビが苦手な私は、一泊だけして、次の日にある村を訪ねるための中継地点のEMALIという町に向かいました。何の当てもなく降り立ったその町で、市場や商店街をぶらぶら歩いているときに、たまたま通りかかったのが「TUMBUNI COMMUNITY CENTER」でした。

 看板を読んでいると、中から女の人が出てきて、「子供たちが話したいと言っているから、寄っていって」と言われ、中へ。そこには16人の子供たちがいました。良く見ると、障害を持つ子供もいます。そしてそこが、孤児と障害児の世話をする施設だと言うことを知りました。

 TUMBUNIは、ケニア人のTabithaさんという、中学校の校長先生を定年退職された女性が、今年の2月から始めた施設です。現在施設には障害を持つ子供8人、エイズ孤児8人がいて、先生4人、料理人、警備員で運営しています。

 時間もあったので、それから1週間、ここに通わせてもらいました。毎日一緒にスワヒリ語の授業や、手話の授業を受けました。一緒に遊び、一緒に掃除し、一緒に水汲みに行き、一緒に食べました。1日だけ、施設にも泊めてもらいました。子供たちは本当に元気いっぱいで、すぐになついてくれました。毎朝私が来ると駆け寄ってきて握手したり、手にキスしてくれたり、本当にかわいかった。

 TUMBINIもまだできたばかりの施設。先生は食事付き・部屋付きだけれど、お給料は受け取っていませんでした。運営費も今のところ元校長先生の資金のみ。また少ない先生で、障害を持つ子と健常者である孤児を教え、世話するのは大変です。まだまだ問題を抱える施設ではありますが、私はケニアの人々自身でケニアを良くしようと活動している人たちがいるということがすごく嬉しかったのです。そしてここへ来たことがきっかけで、私はアフリカの子供たち事情に首を突っ込んでいくことになりました。

 TUMBUNIにも、来年また行こうと思っています。施設がどうなっているかを知るために、そして何より、子供たちにまた会いに行くために。


   




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   毎朝キスしに来てくれたシテル。

みんな元気いっぱいで本当にかわいかった!!